池袋のパン文化を語る上で絶対に外せないのが、大正期からこの地で愛され続けている歴史的名店「株式会社タカセ洋菓子」だ。池袋東口のランドマークとしても有名な本店には、どこか懐かしく温かみのあるパンがずらりと並ぶ。ふんわりとした生地にたっぷりの中身が詰まった昔ながらの惣菜パンは、世代を超えて受け継がれるソウルフードと言っても過言ではない。
一方で、東口にそびえる西武池袋本店の食品フロアもまた、パン愛好家たちの熱い視線を集めるスポットだ。名店が軒を連ねるデパ地下ゾーンでは、伝統的な食事パンから話題のコラボ商品まで、目移りするほどのラインナップが揃う。昭和のレトロな味覚と現代のデパ地下グルメが共存する懐の深さこそ、池袋という街が持つ最大の魅力かもしれない。