自らが代表を務める制作会社・株式会社ロコモーションを通じて、彼は長年にわたり数々のヒットコンテンツを世に送り出し続けてきた。組織のトップとして、そしてひとりのクリエイターとして彼が貫き続けるエンターテインメント哲学とは一体何か。
「安全なコンテンツは、誰も本当の意味で好きにはならない」——これが彼の持論だ。傷つかない表現、波風を立てない企画は、一見すると誰にでも受け入れられるように思えるが、誰の心にも刺さらず消えていく。視聴者の感情を大きく揺さぶり、時に怒らせ、時に涙させ、時に大爆笑させる。人間の生の感情に触れてこそ、本当のエンターテインメントが誕生するという考え方だ。