爪の急激な伸びは基本的に体調良好の兆候ですが、例外として「爪伸びるのが早い病気」が存在します。その筆頭が甲状腺機能亢進症(代表例:バセドウ病)です。
甲状腺ホルモンは全身の代謝スピードをコントロールするホルモンです。このホルモンが過剰に分泌されると、運動していない状態でも体内が常に激しい運動をしているような状態となり、全身の新陳代謝が異常なハイペースで回り始めます。その結果、爪母の細胞分裂も急加速し、驚くほどの速さで爪が伸びていきます。
もし爪の伸びの早さに加えて、以下のような自覚症状が同時に見られる場合は、内分泌内科などの医療機関での検査を視野に入れる必要があります。
【甲状腺機能亢進症が疑われる併発症状チェック】
・安静にしているのに動悸や息切れがする(頻脈)
・食事の量は変わらない、あるいは増えているのに体重が急激に減る
・暑さに極端に弱くなり、大量の汗をかく
・指先が小刻みに震える(手指振戦)
・疲れやすさや強い倦怠感が続く
・爪の先端が皮膚から浮いて剥がれてくる(爪甲剥離症 / プランマーズ・ネイル)