伊根町を訪れる上で、多くの旅行者が直面する実務的なハードルが「移動と駐車」です。
まず伊根の舟屋アクセス行き方について整理します。車の場合、京都縦貫自動車道の「宮津天橋立IC」または「与謝天橋立IC」から国道178号を経由して約45分です。京都市内からは合計で約2時間〜2時間半を要します。公共交通機関を利用する場合は、京都丹後鉄道「天橋立駅」から丹後海陸交通(丹海バス)の伊根線・蒲入線に乗車し、約60分揺られるルートが標準的です。
車で訪れる際に最も警戒すべきなのが、伊根の舟屋駐車場混雑状況です。伊根浦地区は道路幅が非常に狭く、路上駐車は地域住民の生活・漁業活動を著しく妨げるため厳禁とされています。観光用の拠点は「伊根浦公園駐車場」や「七面山駐車場」などに集約されていますが、大型連休や週末の昼前後には満車による入庫待ちが日常化しています。宿泊者の場合は専用駐車場の有無と利用可能時間を宿へ事前に確認することが必須です。
さらに、現地を歩く際は伊根舟屋散策マップなどを活用し、公開されている見学可能な施設(旧舟屋の内部公開施設など)と一般の私有地を明確に区別しなければなりません。舟屋の敷地や住居スペースへ無断で侵入して写真撮影を行う行為は、地域住民との深刻な摩擦を引き起こす原因となっています。