静岡市内の大動脈における最大のボトルネックが、静岡マラソン国道150号通行止めと静岡マラソン国道1号規制の重複です。特に駿河区大谷から清水区駒越を結ぶ「いちご海岸通り」(国道150号)は、8時30分頃から13時00分頃まで完全に一般車両が排除されます。この区間は山と海に挟まれた隘路であり、並行する生活道路が存在しないため、ひとたび規制が始まると沿岸部経由の東西移動は物理的に不可能となります。
さらにランナーが終盤に差し掛かる清水区内では、清水警察署前交差点からJR清水駅前に至る国道1号清水バイパス区間や南幹線の一部車線が封鎖されます。地元トラックドライバーの証言でも「海岸沿いと国道1号が塞がれると、残された市街地道路に大型車が流れ込み、身動きが取れなくなる」と指摘される通り、清水区中心部への流入車両による壊滅的なグリッドロックが懸念されます。
この東西分断を回避する生命線となるのが、内陸部を走る静清バイパス(国道1号高架部)および東名高速道路・新東名高速道路です。規制時間中は、平面交差の一般幹線道路を完全に諦め、早い段階からバイパス高架道路や高速道路へシフトする迂回判断が決定的な意味を持ちます。