消費市場にも巨大な地殻変動が押し寄せている。これまで婚礼挙式や引き出物、披露宴会場を支えてきた巨大なブライダル産業は、少子化と婚姻件数の激減によって極めて厳しい事業再編を余儀なくされている。豪華な結婚式を挙げるカップルの比率は低下し、写真のみのウェディングやナシ婚を選択するカップルが増加した。
その一方で、破竹の勢いで拡大を続けているのが婚活サービス市場である。マッチングアプリやオンラインの結婚相談所、AIを導入したデータマッチングサービスは、多忙な現代人にとって不可欠な出会いのインフラとなった。結婚を希望しながらも出会いの機会がない人々をつなぐ新たなビジネスモデルが、市場規模を更新し続けている。