育児コミュニティやSNS(X、知恵袋など)を定点観測すると、生後0〜2ヶ月の保護者から寄せられる相談の中で「うんちの色と回数」は常にトップ3にランクインしています。特に「産院を退院した直後の深夜、いきなりほうれん草ペーストのような濃緑色の便が出て手が震えた」「母乳から混合授乳に切り替えた途端、急に緑色になり便秘になった」という戸惑いの声が後を絶ちません。
小児科外来の現場医師からは、次のような実情が報告されています。
「乳児健診や夜間外来で最も多い相談の一つが緑色のうんちです。親御さんは毒性物質を飲んでしまったのではないかとパニックになられますが、診察室に入ってきた赤ちゃんの顔色が良く、お腹を触って柔らかく、体重が増えていれば99%は生理的なビリルビン酸化です。一方で、本当に警戒すべき白や赤の便は、親御さんが『少し色が薄いだけかも』『お尻がかぶれて血がついただけかも』と受診を1週間先送りにしてしまう危険なギャップが存在します」(都内小児科クリニック院長)