アニメ版のベースとなったのは、スロベニアを代表する絵本作家リラ・プラップ(Lila Prap)による知育絵本シリーズです。日本ではアリス館などから翻訳出版されており、図書館の児童書コーナーでもロングセラーとして親しまれています。
建築家としてのバックグラウンドを持つリラ・プラップの作風は、大胆な構図と繊細なテクスチャの同居が最大の特徴です。アニメ化に際してもその筆致が忠実に再現され、チョークの粉が舞い散るようなアニメーション処理が施されました。
かつてコロムビアミュージックエンタテインメントからリリースされた公式DVDシリーズ(『ライオンのたてがみのなぞ』編、『シマウマのしまのなぞ』編など)には、本編映像に加えて「動物の鳴き声クイズ」や副音声解説が収録されており、教育的価値が極めて高いパッケージとして現在も中古市場で根強い需要を保っています。紙の絵本を読み聞かせながら、アニメーションのDVDで実際の動物の動きを確認するという立体的な学習法は、2020年代以降のモンテッソーリ教育や探究学習のトレンドとも見事に合致しています。