2020年に活動休止を発表した際、多くの関係者やファンが注目したのは「解散」という道を選ばなかった点です。この決断の裏には、15年以上にわたって苦楽を共にしてきたメンバーたちの深い信頼関係がありました。
グループ結成以降、AAAは日本レコード大賞の常連となり、4大ドームツアーを成功させるなど、男女混合グループとして日本の頂点を極めました。しかし、各メンバーが30代を迎え、一人の表現者・人間としての今後の人生設計を考えた際、「グループという枠組に縛られず、個人の可能性を試したい」という思いが自然発生的に生まれたとされています。
「AAAを終わらせるのではなく、いつか戻ってこられる大切な居場所として残す」——。この共通認識があったからこそ、グループの看板を降ろすことなく、前向きな活動休止という選択肢に着地しました。