Q1:タコ足配線自体は、法律や電気の仕組みとして完全に禁止されているのですか?
A1:法的に禁止されているわけではありません。適切な規格のタップを使用し、接続機器の合計消費電力が「1500W以内」に収まっていれば、口数を増やして使用すること自体は設計上認められています。危険とされる本質は、許容量を超えた過電流、コードの結束による蓄熱、ホコリによるトラッキング現象などの「誤った使い方」にあります。
Q2:1500W以内であれば、6個口や8個口のタップをすべて埋めても発火しませんか?
A2:定格容量の観点からは問題ありません。例えば、スマートフォン充電器(約15W)やWi-Fiルーター(約10W)などを6口接続しても100W程度にしかならず、熱容量的な危険度は極めて低いです。ただし、プラグが密集することでホコリが溜まりやすくなったり、アダプタの自重でプラグが半抜けになりやすくなる物理的リスクが生じるため、定期的な清掃と点検が欠かせません。
Q3:まだ壊れていない古い延長コードを使い続けても大丈夫ですか?交換の目安は?
A3:外見に異常がなくても、製造から「3〜5年」を目安に買い替えるのが安全基準です。コード内部の銅線は曲げ伸ばしによって徐々に金属疲労を起こし、被覆プラスチックも空気中の酸素や紫外線で硬化・劣化します。「コードが温かくなる」「プラグの抜き差しが緩い」「変色がある」といった症状が1つでもあれば、直ちに使用を中止して新品に交換してください。