離乳食における軟飯への移行は、一般的に生後9〜11ヶ月頃の離乳食後期(カミカミ期)後半から生後12〜18ヶ月頃の離乳食完了期(パクパク期)が目安とされています。ただし、月齢の数字だけで機械的に判断するのではなく、子どもの口腔機能の発達状態を見極めることが何より大切です。
全粥(5倍粥)を上手に舌と上あごで押しつぶしてスムーズに飲み込めるようになり、バナナ程度の固さの固形物を歯ぐきでカミカミする動きが見られ始めたら、次のステップである3倍粥や軟飯への切り替えサインです。軟飯は、指でつまむと簡単につぶれる「熟したバナナ」や「肉団子」程度の柔らかさを目指します。
移行初期は水分を多めにした柔らかめの軟飯からスタートし、カミカミの回数や丸呑みしていないかを確認しながら、徐々に大人と同じ普通ご飯の硬さへと近づけていきます。焦って固いご飯に進めると、噛まずに飲み込む癖がついたり、消化不良を起こしたりする原因になるため、子どものペースに寄り添ったステップアップが求められます。