Akb握手会傷害事件の全真相|川栄李奈・入山杏奈の現在と犯人の動機

Akb握手会傷害事件の全真相|川栄李奈・入山杏奈の現在と犯人の動機

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逮捕されたのは、青森県十和田市に住む無職の男(当時24歳)でした。警察の取り調べやその後の公判資料によると、男は特定のメンバーに対するファンでもなければ、AKB48の熱心なリスナーですらありませんでした。家宅捜索でもAKB48のCDやグッズは一切発見されず、なぜこのイベントが標的にされたのか、世間に大きな謎と恐怖を与えました。

盛岡地裁で開かれた公判で明らかになった犯行の動機は、余りにも身勝手で理不尽なものでした。男は高校中退後に職を転々とし、事件当時は無職で自宅に引きこもりがちな生活を送っていました。公判での本人の供述や検察側の冒頭陳述によると、「ハローワークに行っても仕事が見つからず、自分の人生がうまくいかない」「社会から孤立していることへの苛立ちをどこかにぶつけたかった」「人が多く集まり、警備が手薄な場所で事件を起こせば、世間の注目を集められると思った」と語られています。

さらに、標的としてAKB48の握手会を選んだ理由について「テレビで握手会の様子を見て、警備が緩く誰でも近づけると思った」「AKB48のメンバーなら誰でもよかった。殺害して自分も死刑になりたかった」と供述。盛岡地裁は2015年2月、「無防備な被害者らを突如襲撃した極めて危険かつ悪質な犯行であり、社会に与えた影響も甚大である」として、懲役7年の求刑に対し、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。弁護側・検察側ともに控訴せず、判決はそのまま確定しました。男は刑期を満了して服役を終えていますが、被害者やファンが受けた深い心の傷が消えることはありません。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。