ライブカメラを過信することによる典型的なトラブルや、ネット上で広まりがちな誤解についても注意が必要です。
第1の盲点は、広角レンズによる「波のサイズ過小評価」です。多くのライブカメラは広域を映すために広角レンズを採用しており、画面上ではヒザ〜モモ程度の穏やかな波に見えても、インサイドに入るとセットで胸〜肩サイズの掘れた波がブレイクしているケースが珍しくありません。初心者やファミリーが「穏やかそうだから」と安易に入水し、カレントに巻き込まれる危険性があります。
第2の盲点は、潮位(タイド)の変化による波質の激変です。ライブカメラ映像を見た時点では完璧なブレイクを見せていても、大潮の干潮から満潮への変わり目などでは、30分程度で波が割れなくなる(潮が多すぎてブレイクしない「タプタプ」状態になる)ことがあります。映像の「現在」だけでなく、タイドグラフの推移を合わせた複合判断が不可欠です。