小学生の子どもを持つ保護者や、ボードゲームカフェの常連プレイヤー、オンライン対戦コミュニティで交わされる生の声を独自にヒアリングすると、「む」という文字に対する独特のプレッシャーが浮き彫りになります。
都内の知育教室に勤務する女性指導員(34)は現場の実態を次のように証言します。
「子ども同士でしりとりをさせると、『りんご』『ごりら』『らっぱ』のような定番ループから、不意に『おさむ』『ねむ(ネム)』などの人名・単語で『む』が回ってくる瞬間があります。その瞬間、8割以上の子どもが固まります。そこで『ムック!』や『ムゲンダイナ!』と叫べる子は一躍ヒーローになりますね」
また、SNSや知恵袋等のコミュニティでも「しりとりで『む』を振られたときの対処法」は定期的にスレッドが立つ人気トピックです。ネット上の意見を集約すると、以下のような実情が見えてきます:
・「無難に『虫』と答えると地味すぎる。キャラ名で返したいがパッと出ない」
・「『ムーミン』と言ってしまい、相手から『ん、ついたよ!負け!』と突っ込まれて論争になる」
・「鬼滅ブーム以降、小学生男子は『無一郎!』でドヤ顔してくるが、苗字(時透)を含めるべきかで揉める」
現場のリアルな摩擦を防ぐためにも、「名前(下の名前)単体で成立するキャラを事前に共有しておく」ことがスマートな大人の知恵と言えます。