1990年代半ば、ライジングプロダクションから彗星のごとく登場したSPEED。メインボーカルを務めた今井絵理子や島袋寛子が力強い歌声と親しみやすいキャラクターで人気を博した一方、上原多香子はグループのビジュアル担当として異彩を放っていた。
今井絵理子のエネルギッシュな表情や、島袋寛子の可憐なルックスと並んだとき、彼女の持つ大人びた静謐な美しさは際立っていた。個性の異なるメンバーが揃ったからこそ、彼女の「ハーフっぽいエキゾチックさ」がより強調され、グループ全体の多様な魅力を引き立てる要因となったのだ。