現代の国家イメージは、戦場や外交の場だけで作られるわけではない。スマートフォンを通じて流れてくるショート動画や、アルゴリズムによって拡散されるフェイクニュースが、特定の国に対する憎悪を増幅させている。
サイバー空間での世論工作や世論誘導は、もはや日常茶飯事だ。意図的に編集された情報が拡散されることで、一度もその国を訪れたことがない人々でさえ、強い拒絶反応を示すようになる。イメージの良悪は、もはやファクト(事実)ではなく、ネット上でどれだけ感情を揺さぶるストーリーを作れたかによって左右される側面がある。