ふたりの共演史を振り返ると、そこには常に時代の空気を切り取った名作が存在していた。話題を呼んだドラマ『問題のあるレストラン』では、歪みながらも惹かれ合う若者たちの葛藤を見事に体現。視聴者の記憶に鮮烈な印象を刻み込んだ。
さらに映画『何者』では、就職活動に苦悩する大学生たちのリアルな群像劇の中で、鋭い感性をぶつけ合った。単なる共演者の枠を超え、互いの演技論を戦わせる同志としての関係性は、この頃から揺るぎないものとなっていたのだ。若き日の群像劇を経て、いま大人となったふたりがどのような対峙を見せるのか、期待は高まるばかりだ。