くら寿司における炎上騒動は、過去に大きく分けて2つの重大な局面がありました。1つ目は2019年に発生した従業員による不適切動画(バイトテロ)、そして2つ目は2023年に全国的な社会問題へと激化した客による迷惑行為(寿司テロ)です。
2019年2月、大阪府守口市内の店舗でアルバイト従業員が、さばいた魚の切り身をごみ箱に投げ捨てた後、再びまな板に戻す様子を撮影した動画がSNSに投稿されました。この動画は瞬く間に拡散され、「衛生管理はどうなっているのか」と消費者から激しい非難が殺到。企業ブランドに深刻な打撃を与えました。
さらに2023年初頭には、客として来店した若者グループが、回転レーン上の寿司を手づかみで口に入れたり、卓上の醤油差しの注ぎ口を直接くわえるような仕草を撮影した動画をTikTok等に投稿しました。悪質な動画を投稿した理由について、当事者らは後に「SNSで目立ちたかった」「仲間内でウケを狙った」などと供述しており、軽率な承認欲求が外食インフラを麻痺させる引き金となったのです。