クラピアと一口に言っても、品種によって耐病性や特性が大きく異なります。後悔を防ぐためには、自身の庭の環境や目的に合致した品種を選択することが極めて重要です。
現在流通している主力品種である「K7(ケイセブン)」は、従来の「K5」や「S2」の弱点を大幅に改良した最高峰の品種です。最大の特徴は、白絹病に対する高い耐病性と、花数の少なさ(K5比で大幅抑制)にあります。花が少ないため蜂の飛来リスクを最小限に抑えられ、茎が立ち上がりにくく横に緻密に広がるため、住宅密集地のエクステリアに最も推奨されます。
一方の「K5(ケイファイブ)」は、耐寒性に優れ、冬枯れの期間が比較的短く、春の芽吹き(復活)が早い特徴を持ちます。ただし、K7に比べて開花量が多く、薄ピンク色の華やかな景観を楽しめる反面、蜂対策としての定期的な刈り込み頻度は高くなります。日照条件や手入れに割ける時間から逆算した品種選択が成否を分けます。