有事の際、情報の遅れは致命傷になる。渡航前に外務省の無料配信サービス「たびレジ」へ登録することは、現代の海外渡航における最低限のシートベルトだ。滞在先で発生した緊急事態の速報が日本語で即座に手元へ届くメリットは計り知れない。
さらに即時性を補完するのが、X(旧Twitter)を用いたオープンソース・インテリジェンス(OSINT)の活用だ。現地の警察機関、交通当局、ジャーナリストの現地アカウントをリスト化し、ハッシュタグ検索で道路封鎖やデモの動向をリアルタイムで追跡する。公式発表より15分早く動けるかどうかが、退路を確保するための鍵となる。