圧倒的な水量を誇るこの瀑布は、季節の移ろいとともに異なるドラマを演出する。最も人気を集めるのは、樹々の葉が鮮やかに色づく10月下旬から11月上旬にかけての紅葉シーズンだ。黄色や赤に染まったブナの原生林から躍り出る純白の水煙は、息をのむほどの美しいコントラストを描き出す。
一方で、6月上旬の新緑期も決して外せない。雪解け水を含んだ豊かな水流が岩肌を叩き、渓流全体に濃厚なマイナスイオンが立ち込める。気温は初夏であっても15度から20度前後に留まることが多いため、現地を歩く際は防寒対策を兼ねた薄手のウィンドブレーカーを羽織るのがスマートだ。