誕生の原点は、カップかき氷の傑作として知られていた「赤城しぐれ」にある。当時、赤城乳業株式会社の開発陣を率いていた井上秀樹氏らは、「子どもたちが遊びながら、片手で手軽に食べられるかき氷を作れないか」という素朴かつ困難な問いに直面していた。
最大の問題は、かき氷をそのまま棒に刺しても脆く崩れてしまう点にあった。そこで日本の氷菓・アイスクリーム製造業において画期的だった「2層構造」が考案される。外側を薄いアイスキャンディーの膜でコーティングし、内部にかき氷を充填するシェル&コア製法だ。これにより、外はサクッと、中はガリガリとした唯一無二の食感が完成し、製品名の由来ともなった。