長年所属した太田プロダクションの時代、彼女はアイドルから本格派女優へのシフトを本格化させた。その移行期において象徴的な作品となったのが、大ヒットを記録した写真集『不器用』である。海外ロケーションで撮影された同作は、ありのままの表情と背伸びしない等身大の魅力を捉え、大きなインパクトを与えた。
タイトルが示す通り、器用に立ち回るのではなく、常に自分自身の感情に正直であり続ける姿勢が紙面から溢れ出していた。この作品を境に、彼女のグラビア表現は「見せつけるもの」から「内面を透過させるもの」へと深い進化を遂げていく。