宮崎謙介の女性遍歴を語る上で欠かせないのが、前妻である加藤鮎子の存在だ。自民党の重鎮・加藤紘一の愛娘であり、自身も後に閣僚を務めるなど政界の中枢を歩む加藤と、宮崎は2006年に結婚し、わずか約3年でピリオドを打った。この初婚の破綻理由もまた、宮崎の女性問題が引き金だったとされる。
興味深いのは、元妻の加藤鮎子も現在の妻である金子恵美も、共に自由民主党の当選同期であり、将来を嘱望された女性代議士であった点だ。新潟市議、新潟県議を経て国政へ進出した金子は、ミス日本関東代表という華やかな経歴の一方で、叩き上げの勝負強さを持っていた。
かつて同じ議場で机を並べた二人の女性。一方は宮崎と袂を分かって政治家としての王道を突き進み、もう一方は宮崎の手を取り政界を離れ、コメンテーターとして新たな地平を切り拓いた。対照的な二人のキャリアの交差点に、宮崎謙介という特異なキャラクターが介在していた事実は、政治ファンにとっても実に興味深いドラマである。