デンマーク代表が脈々と受け継いできたフットボールのDNAを理解する上で、デンマーク代表 歴代名選手の系譜を振り返ることは欠かせません。
バルセロナの「エル・ドリーム・チーム」やレアル・マドリードで異次元のパスセンスを披露し、世界最高峰のファンタジスタと称されたミカエル・ラウドルップ、そしてEURO 1992優勝の立役者となった弟のブライアン・ラウドルップ。このラウドルップ兄弟がピッチに描いた創造性とエレガントなプレーは、現在のクリスティアン・エリクセンらテクニシャンたちに色濃く継承されています。
また、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであり、圧倒的な威圧感でゴールマウスに鍵をかけた偉大なる父ピーター・シュマイケルの魂は、実の息子であるカスパー・シュマイケルへと受け継がれ、二世代にわたってデンマークのゴールを守護するという奇跡的な歴史を紡ぎ出しました。さらに、2000年代を支えたヨン・ダール・トマソンやヨン・アルネ・リーセら規律と献身性を重んじるストライカーの系譜は、現在のラスムス・ホイルンドのダイナミックなプレースタイルへと昇華されています。