光の回廊を奥へと進むと、静かに水面を揺らす小さな池にたどり着く。ここが嵐山駅の隠れたパワースポットとして知られる「龍の愛宕池」だ。池の底には天龍寺の雲龍図をイメージした龍のレリーフが彫られており、地下から湧き出る愛宕山の伏流水が注がれている。
旅の安全や心願成就を祈願して水に手を浸す参拝客も多い。夜になると、周囲のライトアップされた友禅ポールが水面に映り込み、暗闇の中に光が浮遊するような二重の幻想風景を創り出す。ポールの垂直ラインと水面の揺らぎをローアングルから構えて撮影するのが、このスポットの魅力を極限まで引き出すプロ直伝のテクニックだ。