映画のような「秘密スパイ」は日本に存在するのか――その真相を言えば、秘密裏に工作活動を行うスパイ部隊は公には存在しません。しかし、自衛隊の秘密情報部隊とされる「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班(通称:別班)」の存在が報じられるなど、非公式なヒューミント活動の有無を巡る議論は絶えません。
現実のインテリジェンス業務の大半は、語学力、サイバー技術、国際法規、データ解析能力を駆使した極めて緻密なデスクワークと地道な人間関係の構築です。
情報機関への就職・採用ルートと年収事情:
・採用ルート:国家公務員採用試験(総合職・一般職)、外務省専門職員採用試験、公安調査官採用試験、自衛官採用試験、サイバー専門官の民間中途採用など。
・年収の目安:国家公務員の給与体系に準じます。20代後半で年収450万〜550万円程度、30代の係長・主査クラスで年収600万〜750万円程度、40代以降の管理職(指定職等)になれば年収1,000万円超に達します。警察や自衛隊の特殊勤務、海外勤務者(外務省・防衛駐在官)には相応の手当が加算されます。