兵庫県広域防災拠点整備プロジェクトの基幹施設として、この公園は極めて重い責任を担っている。阪神・淡路大震災の教訓から生まれたこの構想は、災害時に自衛隊や警察、消防などの救援部隊が集結する大集結陣地となる。
広大なグランドはヘリポートとして活用され、備蓄倉庫には膨大な食料や医療資材、非常用燃料が常にストックされている。自立型の太陽光発電システムや大容量の耐震性貯水槽も備えており、インフラが遮断された環境下でも長期間の拠点機能を維持可能だ。平時の穏やかな風景の裏には、緻密に計算された生命線が息づいている。