日本国内で「ギルティ」という単語がネット上で親しまれるようになった背景には、複数のカルチャー的ルーツが存在します。
サブカルチャー界隈で古くから知られるのは、アークシステムワークスが手掛ける人気対戦格闘ゲームシリーズ『GUILTY GEAR(ギルティギア)』や、法廷サスペンス作品です。初期のネット掲示板(2ちゃんねる等)では、ルール違反や過度な自己主張をするユーザーに対して「それはギルティ(有罪)」とツッコミを入れるミームとして使われていました。
その後、2010年代半ばから2020年代にかけて、インフルエンサーの食レポや女性ファッション誌、ライフスタイル系メディアが「ギルティ=背徳的な魅力」として再定義。「ギルティ=悪事」から「ギルティ=理性では止められない贅沢」へと意味の脱色とポジティブな転換が進み、現在の若者言葉として定着しました。
類語としては「背徳感」「チートデイ」「やらかし」「背徳グルメ」などが挙げられますが、カタカナの「ギルティ」を使うことで、重苦しい反省の色を消し、ポップで自虐的なニュアンスを強調できるのが最大の特徴です。