斜めカットではなく、1本の太い卵焼き丸ごとを均一なハート型に仕上げたい場合は、巻きすやラップ、竹串を使った成形法が抜群の威力を発揮します。キャラ弁やバレンタインのお弁当おかずとして、どこを切ってもハートが現れる金太郎飴のような美しい仕上がりになります。
この成形技の最大のポイントは、「焼き上がりの余熱」を利用することです。卵のタンパク質は60〜70度付近で凝固するため、熱いうちに圧力をかけて冷ますことで、狙った形状を記憶させることができます。
手順は以下の通りです。
- 焼き上がった直後の熱い卵焼きをラップで隙間なくぴっちりと包みます。
- 卵焼きの中央(上面)に竹串を1本当て、上から軽く押し込んでくぼみを作ります。
- 両端を輪ゴムでしっかり固定し、断面がハートのくびれ形状になるよう圧力をかけたまま粗熱を取ります。
- 完全に冷めてからラップを外し、包丁で均等に切り分けます。