2026年の気象推移において、冬から春にかけての寒暖差の影響により、東日本・西日本ともに花菖蒲の開花は平年並みか数日早い進行が見込まれています。一般的に花菖蒲の開花前線は、5月下旬の九州・関西からスタートし、6月上旬に関東、6月下旬に東北へと北上します。
現地取材班がおすすめする、全国屈指の名所スポットと見頃の目安は以下の通りです。
【関東エリア】明治神宮御苑(東京都渋谷区)
見頃:6月上旬〜6月中旬
明治天皇の命により植えられた約150種・1,500株の花菖蒲が、美しい曲線を描く谷戸の地形に咲き誇ります。都会の中心にありながら隔絶された静寂と歴史的景観が魅力です。
【関東エリア】水元公園・堀切菖蒲園(東京都葛飾区)
見頃:6月上旬〜6月中旬
浮世絵の名所江戸百景にも描かれた発祥の地。水元公園では約100種・1万4,000株が水路沿いに広がり、都内屈指の規模を誇ります。
【東海エリア】加茂荘花鳥園(静岡県掛川市)
見頃:5月下旬〜6月下旬
江戸時代からの庄屋屋敷の前に広がる広大な菖蒲園。独自の品種改良を手がける育種拠点としても知られ、ここでしか見られないオリジナル品種が多数展示されます。
【関西エリア】山田池公園・城北菖蒲園(大阪府)
見頃:5月下旬〜6月上旬
回遊式庭園の構造を活かした配置で、水面に映る紫と白のグラデーションを立体的に楽しむことができます。