ラベンダーの育て方|枯れる決定的な原因と夏越し・剪定の極意

ラベンダーの育て方|枯れる決定的な原因と夏越し・剪定の極意

ラベンダーの育て方|枯れる決定的な原因と夏越し・剪定の極意に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

多くの初心者を悩ませる「買ってきたラベンダーが数週間から数か月で枯れてしまう現象」には、植物生理学に基づいた明確な理由があります。ラベンダーの原産地である地中海沿岸地域は、年間を通じて乾燥しており、夏は日差しが強く湿度が極めて低いのが特徴です。一方、日本の夏は湿度75%超の高湿度と熱帯夜が続くため、自生地とは正反対の過酷な環境に晒されます。

ネット上の相談事例や園芸現場のトラブル事例を分析すると、ラベンダーが枯れる原因の約8割は以下の3点に集約されます。

第一に過湿による根腐れです。一般的な草花と同じ感覚で「毎日朝夕にたっぷり水やり」を行うと、鉢内が常に湿潤状態になり、乾燥を好むラベンダーの根は窒息して腐敗します。第二に株元の風通し不良による蒸れです。成長に伴って葉が密集した状態のまま梅雨に入ると、内側の葉から灰色かび病や腐敗が進み、一気に株全体へと広がります。そして第三が土壌の酸度不適合です。日本の雨水や一般的な培養土は弱酸性に傾きがちですが、ラベンダーはpH6.5〜7.5程度の弱アルカリ性から中性の土壌を好むため、無調整の土では根が養分をうまく吸収できません。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。