温泉リゾートとしての真骨頂は、大浴場「青藍(せいらん)」に併設された露天風呂「八角堂・深湯」にあります。緑豊かな自然に囲まれ、まるで大きな池の水面に浮かんでいるかのような開放感あふれる設計が特徴です。
この露天風呂の最大の特徴は、一般的な温泉の倍近い水深約120cmの立ち湯設計が採用されている点です。立ったまま、あるいは腰を深く沈めて入浴することで、全身に程よい水圧がかかり、血行促進やむくみ解消に優れた効果をもたらします。夜間には水中の間接照明が仄かに灯り、幻想的なリラクゼーション空間へと変貌します。泉質は白浜温泉の良質なナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。湯上がりの肌がしっとりと潤う「美肌の湯」としても定評があります。
なお、同館の温泉施設は原則として宿泊者専用のプライベート空間として運用されており、日帰り入浴単体での受付は制限されているか、特定の日帰り昼食プラン等に限定されています。この方針により、外来客による過度な混雑が防がれ、宿泊者がゆったりと名湯を堪能できる環境が保たれています。
さらに見逃せないのが、年中利用可能な室内温水プールの存在です。天候や季節を問わず水遊びが楽しめるため、冬休みや春先、梅雨時のファミリー旅行でも子どもが退屈することはありません。夏季にはリゾート感満載の屋外ガーデンプールもオープンし、家族連れからカップルまで滞在の幅を広げてくれます。