大手事務所である吉本興業に所属する彼らは、いまや看板芸人の一人として超多忙なスケジュールを消化している。東京と大阪を往復しながら、特番のMCやロケ、イベント出演に追われる日々。その結果、どうしても漫才の新ネタを練り上げたり、劇場でネタを磨き上げたりする絶対的な時間が削られてしまう事態は避けられなかった。
「劇場育ち」としての矜持を持ちつつも、テレビタレントとしての稼働率が極限に達したことで、舞台上で見せるアドリブの掛け合いや熱量が変化したのは事実だ。多忙ゆえに漫才師としての進化速度が鈍化したように見える瞬間が、批判的な意見を加速させている側面は否定できない。