瀬戸ファミリーを語る上で避けて通れないのが、2020年秋に報じられた瀬戸選手の女性問題と、それに伴う家庭崩壊の危機です。当時、世間からは猛烈なバッシングが巻き起こり、週刊誌各誌は「離婚必至」と書き立てました。
しかし、妻の馬淵優佳さんが下した決断は「離婚ではなく再構築」でした。当時の特番インタビューや手記において、馬淵さんは次のような趣旨の告白を残しています。
「裏切られたショックや怒りがなかったと言えば嘘になる。しかし、感情だけで子供たちから父親を奪っていいのか、何が家族にとって最善なのかを徹底的に話し合った」
この決断に対し、当初はSNS上で「なぜ別れないのか」「子供のために耐えているだけではないか」といった疑問の声も少なくありませんでした。しかし、馬淵さんは夫に依存することなく、自らも飛び込み競技への現役復帰やタレント・俳優活動、資格取得など精力的な活動を展開。夫の稼ぎに頼るだけの「耐え忍ぶ妻」ではなく、自立した個として夫と向き合う姿勢を示しました。
結果として、世間の風向きは大きく変化しました。過ちを真摯に受け止め競技と家庭に向き合い続ける瀬戸選手と、自分の人生を切り拓きながら母親として子供を守り抜く馬淵さんの姿に、現在では「強固なパートナーシップの形」として共感と敬意を寄せる声が主流となっています。