自宅で作ると「なんだか味がぼやける」「果汁で水っぽくなってしまう」という悩みを抱える方は少なくありません。デパ地下クオリティへと一気に引き上げるための核心は、「素材の下処理」と「乳化させた黄金比ドレッシング」にあります。
まず絶対におろそかにできないのが、かぶの塩もみです。皮をやや厚めに剥いたかぶを2mm幅の薄切りにし、重量に対して正確に1.0%の塩を振って約10分置きます。これにより余分な水分が抜け、青臭さが消えるとともに、ドレッシングの乗りが劇的に向上します。出てきた水分はキッチンペーパーで包み、潰さないよう優しく、しかし確実に絞り切ることが鉄則です。
ボウルにビネガー、塩、ディジョンマスタードを入れて泡立て器でよく混ぜ、塩が溶けたらオリーブオイルを少しずつ垂らしながら白っぽくトロリとするまでしっかり乳化させます。このドレッシングで和えることで、時間が経っても油浮きせず、食材全体に薄い旨味のヴェールをまとわせることができます。