「新幹線の窓から見えた天守閣に惹かれて、思わず途中下車してしまった」——そんな外国籍旅行者の声が、今の福山を象徴している。福山城は、かつて徳川家康の従兄弟である水野勝成が築城した西国の要衝。その伏見櫓や筋鉄御門といった国指定重要文化財を含む史跡群が、駅の北口を出てわずか数メートルという距離に佇む。
2022年の築城400年記念事業を経て、2026年の今ではデジタル技術を活用した没入型歴史体験がさらに進化。新幹線の降車口から段差なく歴史の渦中へと足を踏み入れられる体験は、世界中のトラベルメディアでも「最もドラマチックな駅からのアプローチ」として度々取り上げられている。