2025年から2026年にかけて、都心のマンション価格は一般層の手が届かない領域へと達した。城西・城北エリアにおける住宅探しの主戦場は、急行停車駅から「あえて各停しか止まらない良質な住宅地」へと移りつつある。その筆頭格として名前が挙がるのが、練馬区と中野区の境界付近に位置するこのエリアだ。
隣駅の練馬駅や中村橋駅に挟まれ、一見すると地味な存在に見えるかもしれない。だが、各駅停車ならではの混雑のゆるやかさと、駅周辺のコンパクトな動線が、多忙な現代人のライフスタイルに合致した。通勤ラッシュ時でも都心へのストレスが少なく、深夜まで営業するスーパーや個人店が日常の買い物を支える。「派手なタワーマンション群よりも、歩いて過ごせる人間のスケールがある」。そう語る移住者の声は絶えない。