JR新宿駅で東口を目指す際、旅行者や不慣れな来訪者が陥る最大のトラップは「階段を上がるか、下りるか」の二者択一にあります。結論から申し上げると、JR各線のホームから東口へ向かう際は「絶対に階段・エスカレーターを下りる」ことが絶対原則です。
新宿駅の構造上、山手線や中央線などの地上ホームから「上り階段」を使うと、甲州街道に直結する南口・東南口・新南口の改札階(2階)に直結してしまいます。一度南口エリアに出てしまうと、東口駅前広場へ戻るためには急勾配の坂道を迂回するか、混雑する跨線橋を渡り直す羽目になり、タイムロスは最低でも8分から10分に及びます。目指すべき東口改札は地下1階(B1F)に位置しているため、頭上の案内標識で「北通路」「東口」「中央通路」の矢印を確認しつつ、下層フロアへと向かわなければなりません。
この動線の明快さを決定づけたのが、2020年7月に開通したJR新宿駅 東西自由通路です。かつて改札内にあった北通路を大幅に拡幅(幅員約25メートル、延長約100メートル)して整備されたこの通路により、改札外での東西移動が劇的にスムーズになりました。現在では、地下1階のコンコースに降り立ち「東口改札」を抜ければ、目の前がそのまま東西自由通路となっており、左手に進めば西口方面、右手の階段やエスカレーターを上がればすぐに東口地上広場へ抜けられる設計になっています。
構内図を見失いやすい方にとっての合言葉はシンプルです。「ホームからは下へ降り、緑の案内板の『東口』だけを追う」。このルールを徹底するだけで、新宿駅構内図 わかりやすいルートの実践が可能となります。