ヘアカラー市場において、アッシュやグレージュに並ぶ新たなスタンダードとして台頭しているのが緑系のカラーリングです。リクルートの美容センサスおよび大手サロンチェーンの2025〜2026年動向調査によると、寒色系カラーを希望する顧客のうち、約3割がオリーブやモスグリーンなどの緑みを含むトーンを指定していることが分かっています。
急激に人気が広がった最大の理由は、日本人の髪質特有の「赤み・オレンジみ」を効果的に抑え込める点にあります。色彩理論上、赤の補色にあたる緑を重ねることで、髪の嫌なギラつきを中和し、光に透けるような軽やかさを実現できます。
さらに、K-POPアーティストや海外インフルエンサーのビジュアル刷新をきっかけに、派手髪としての「ビビッドな緑」だけでなく、黒髪に近い「シックな緑」までバリエーションが拡充。グリーンヘアの2026年最新トレンドは、個性を前面に出すスタイルから、日常に溶け込む洗練されたアクセントカラーへとシフトしています。