風船には一般的なラウンド(丸型)バルーンのほか、バルーンアート用の細長いペンシルバルーン、大判のイベント用バルーンなど多彩な種類が存在します。それぞれの特性に応じた最適な膨らまし方と道具の選択基準を以下の比較表にまとめました。
特に注意が必要なのが細長い風船の膨らまし方です。バルーンアート用の細長い風船(通称260サイズなど)は、直径が細くゴム膜の初期応力が丸型風船の数倍に達します。大人が全力を尽くして口で吹いてもビクともしないことが通常であり、無理に息を吹き込むと頬の筋肉の損傷や耳の鼓膜への過度な内圧負荷を招きます。細長い風船を扱う場合は、迷わずダイソー風船空気入れポンプをはじめとする100円ショップの専用器具を使用してください。近年のダイソーやセリアで販売されているポンプは、押すときも引くときも空気が出る「ダブルアクション構造」を採用しており、わずか数回のストロークで素早く安全に注入が完了します。
風船を膨らませた後の最大の関門が「結び作業」です。指が痛くなったり、空気が抜けてしまったりするトラブルを防止するゴム風船の簡単な結び方として推奨されるのが「2本指クロスロール法」です。
膨らませた風船のネック部分を少し長めに引っ張り、左手の人差し指と中指の2本を揃えてその上に巻きつけます。1周巻きつけてできたループの隙間に、風船の先端(飲み口のリング部分)を親指で押し込み、指を抜きながら先端を引き締めます。指1本ではなく2本の指を使うことでゴムの締め付け圧が分散され、皮膚を挟んで痛めることなく、一瞬で強固な結び目を作ることができます。