溶接で目を焼いた夜中の激痛に対処!電気性眼炎の応急処置と治癒期間

溶接で目を焼いた夜中の激痛に対処!電気性眼炎の応急処置と治癒期間

溶接で目を焼いた夜中の激痛に対処!電気性眼炎の応急処置と治癒期間の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

Q1:夜中に激しい目の痛みで耐えられません。救急車を呼ぶべきですか?
A1:電気性眼炎そのものは激痛を伴いますが、直ちに生命を脅かす病態ではないため、救急車(119番)の要請は原則適していません。まずは冷水タオルやガーゼを巻いた保冷剤で目を冷やし、市販の鎮痛剤(ロキソニン等)を服用して部屋を暗くして安静を保ってください。どうしても耐えられない場合や異物混入が確実な場合は、地域の「救急安心センター事業(#7119)」に電話相談し、当直の眼科医がいる救急医療機関を案内してもらうのが適切な判断です。

Q2:市販のロキソニンやイブなどの痛み止めは、目の激痛にも効きますか?
A2:有効です。電気性眼炎による神経痛および炎症性の痛みに対して、経口の非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)は痛覚の伝達を抑える効果があります。点眼薬と異なり角膜表面の傷に直接的な化学的刺激を与えないため、夜間の応急的な疼痛管理として推奨されます。用法・用量を厳守して服用してください。

Q3:溶接で一度目を焼いてしまったら、視力が落ちたり失明したりしますか?
A3:適切な処置を行い、細菌感染や鉄粉の突き刺さり等の合併症がなければ、角膜上皮の再生とともに視力は完全に元の状態へ回復します。紫外線角膜炎単体で失明に至ることは極めて稀です。ただし、目を擦って角膜深部に達する傷を作ったり、感染症を起こして角膜潰瘍に進行したりした場合は、角膜に濁りが残って後遺症となるリスクがあるため、絶対に目を擦らないことが極めて重要です。

Q4:直接アーク光を見ていなくても、隣の人の光で目を焼くことはありますか?
A4:十分にあり得ます。アーク光から放射される紫外線は、周囲の金属壁、コンクリート床、機械フレームなどに反射してあらゆる角度から眼球へ到達します。数メートル離れた場所であっても、保護メガネなしで反射光を断続的に浴び続ければ電気性眼炎を発症します。溶接作業エリアに立ち入る際は、直接作業を行わない作業者であっても遮光保護メガネの着用が必須です。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。