現代のビジネスパーソンやWebライターの多くは、WordやGoogleドキュメントの「文字数カウント」機能を利用している。しかし、Web上の文字数と原稿用紙換算の文字数には決定的な違いがある。Web記事ではスクロールのしやすさを考慮し、頻繁に改行や空行を挟むのが一般的だ。一方、原稿用紙で同じことを行うと、余白だらけのスカスカな印象を与えてしまう。
一般的に、Webでの3000文字は、原稿用紙に換算するとおよそ7.5枚分に相当する。しかし、Webの感覚で改行を多用した文章をそのまま原稿用紙フォーマットに流し込むと、10枚以上になってしまうことも珍しくない。この「視覚的密度」のギャップを理解していないと、読み手に意図が伝わらない冗長な文章になってしまう危険性がある。