「バターと砂糖を食パンに染み込ませるコツ」と「シュガーバター食パンをカリカリにする方法」は、一見相反するように見えますが、パンの構造と熱の伝わり方を科学的にコントロールすることで両立できます。
まず実践したいのが、食パンの表面に深さ1cm程度の格子状(クロス)の切り込みを入れる下処理です。これにより、溶け出したバターが毛細管現象のようにパンの深部へとスムーズに流れ込み、どこをかじってもジュワッとした旨味が広がります。
さらに外側を極上のサクサク食感に仕上げるプロの技が「2段階焼き」です。
- パンに切り込みを入れ、まずは何も塗らずにトースターで1分ほど素焼きする。
- 表面の水分が軽く飛んだところで一度取り出し、室温に戻したバターを塗り、上からグラニュー糖をたっぷりまぶす。
- 再びトースターに戻し、砂糖がフツフツと泡立ちキツネ色になるまで1分半〜2分焼き上げる。
あらかじめ表面を素焼きして水分を抜いておくことで、バターが過剰にパン生地を湿らせるのを防ぎ、砂糖が直火の熱で瞬時に結晶化・カラメル化するため、専門店のような軽快なクリスピー食感が生まれます。