長時間の直射日光を物理的に遮断するUVカットアームカバーやレギンスは、塗る手間の軽減と熱中症予防の両面で非常に有用なアイテムです。しかし、中高生の部活動や公式競技会においてはアームカバーの陸上規定に注意を払わなければなりません。
日本陸上競技連盟(JAAF)の競技規則および各都道府県の高体連・中体連の細則では、競技会本番における着用規定が厳格に定められています。アームカバーは「競技用ユニフォームの一部」と見なされる場合があり、単色無地であること、製造社ロゴの大きさ制限(30平方センチメートル以下など)、さらにはリレー競技においてチーム全員が同一色を着用しなければならないケースが存在します。審判長の判断や大会要項によっては、本番での着用が認められないことも珍しくありません。
このため、賢い選手は「練習時はUPF50+の冷感アームカバーをフル活用し、試合当日は塗る日焼け止めとUVカット機能付きアンダーウェアを併用する」という二段階戦略をとっています。また、セパレートやランニングシャツによるくっきりとした陸上ユニフォーム焼け対策としては、練習着にあえて露出の少ないTシャツやハイネックインナーを取り入れ、日焼けの境界線をぼかす工夫が有効です。