外構フェンスの高さで後悔しない基準|目隠し寸法と建築基準法

外構フェンスの高さで後悔しない基準|目隠し寸法と建築基準法

外構フェンスの高さで後悔しない基準|目隠し寸法と建築基準法の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

大手住宅情報ポータルや外構専門業者のアンケート調査によると、外構工事の失敗談まとめの中で常に上位にランクインするのが「フェンスの高さ選び」です。なぜ、図面やパースで入念に検討したはずのフェンスで後悔が生じてしまうのでしょうか。現場の施工データと施主へのヒアリングから見えてきた最大の要因は、「自分の目線の高さ」だけで寸法を決めてしまい、「敷地内外のレベル差(GL差)」を計算に入れていない点にあります。

一般的な成人の立位視線は約150cm〜160cmですが、住宅の1階リビングは基礎と土台の分だけ地面より40cm〜50cm高くなっています。そのため、外の道路から見て160cmのフェンスを設置しても、室内でソファに座ったり立ったりした家族からは外が丸見えになり、道路を歩く通行人からも部屋の奥まで見通せてしまう事態が生じます。

さらに、高さばかりを追求した結果、「庭 フェンス 高さ 日当たり 影響」によって芝生が枯れたり、1階リビングに影が落ちて日中でも照明が必要になったりするケースも目立ちます。心理的な安心感を得ようとして設置した遮蔽物が、日々の住環境を悪化させてしまう矛盾が現場では頻発しています。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。