閉校後に最も関心を集めているのが、「三田洞自動車学校 跡地」が現在どのような姿になっているかという点です。かつてS字クランクや坂道発進のポールが立ち並び、黄色い教習車が列をなしていた広大な敷地は、現在どのような変貌を遂げているのでしょうか。
2026年現在の現地状況を確認すると、教習コースのアスファルト舗装や旧校舎棟の解体・撤去工事は完了しており、かつての教習所特有の景観は姿を消しています。敷地境界を囲むフェンスと「関係者以外立入禁止」の看板が掲げられ、広大な更地が広がる状態となっています。
地元行政関係者や近隣住民への取材によると、跡地利用計画については複数の民間ディベロッパーや地元医療法人が関心を示してきた経緯があります。特に三田洞東・粟野地区は住宅地が広がる一方で、高齢者向け福祉施設や大型の物流中継拠点、あるいは地域密着型のメディカルタウン構想などが検討の俎上に載せられてきました。用途地域や周辺の道路幅員といった法規制の兼ね合いから、一括開発か分割譲渡かで慎重な調整が続けられています。