野呂佳代のキャリアを語る上で欠かせない存在が、同期であり旧チームKの絶対的センターだった大島優子です。
年齢は野呂が5歳年上。しかし、過酷な劇場公演の黎明期を共に汗を流して乗り切った2人の間には、年齢や人気の格差を超えた強固な絆が結ばれていました。大島優子がセンターとして重圧に押し潰されそうになっていた時期、楽屋で底抜けの明るさで場を和ませ、精神的なシェルターとなっていたのが野呂佳代でした。
公の場やSNSでも、2人の深い関係性は度々ファンの胸を打っています。野呂が後にバラエティ番組でブレイクし、2020年に結婚を発表した際、大島優子は真っ先に心からの祝福メッセージを発信。プライベートでも旅行や食事を共にする様子が公開されています。
演技の世界でトップを走っていた大島優子の背中を追うように、野呂佳代が本格的にドラマ界へ進出した際も、大島は誰よりも彼女の演技力を高く評価し、エールを送り続けました。互いを「戦友」と呼び合う2人の絆は、使い捨てのアイドル関係性ではない、生涯にわたるシスターフッド(女性同士の連帯)の美しい結実といえます。