ゆりかもめの東京国際クルーズターミナル駅は、1995年11月の路線開業時には「船の科学館駅」としてスタートしました。かつて海上に浮かぶ船の形をしたユニークな博物館「船の科学館」の最寄り駅として、多くの修学旅行生やファミリーに親しまれてきた歴史があります。
駅名改称の大きな契機となったのは、2019年3月16日に実施されたダイヤ改正に伴う駅名変更です。その決定打となったのは、すぐ西側の岸壁に整備された「東京国際クルーズターミナル」の誕生でした。レインボーブリッジの桁下制限(約52メートル)を通過できない世界屈指の超大型クルーズ客船を受け入れるため、東京都が総力を挙げて新たな専用バースを建設。これに合わせて、国内外の来訪者にターミナル最寄り駅であることを分かりやすく案内する目的から改称が行われました。
さらに、船の科学館本館が2011年より展示を休止(別館・屋外展示等の一部公開へ移行)していたことも重なり、未来志向の国際海洋拠点としてのブランドイメージを確立するため、名実ともに新たな一歩を踏み出すこととなったのです。