前田春香アナのバックボーンを語る上で欠かせないのが、慶應義塾大学での学びと、生まれ故郷である北海道別海町への強い愛着です。難関校として知られる慶應義塾大学で培った多角的な視点と表現力は、生放送の咄嗟のコメントやインタビュー取材で遺憾なく発揮されています。
彼女の地元愛が全国的に大きな脚光を浴びたのが、高校野球をめぐる出来事でした。前田アナは入社2年目の2022年に選抜高等学校野球大会のダイジェスト番組『みんなの甲子園』でMCを担当。それから2年後の2024年、第96回選抜高等学校野球大会において、彼女の故郷・別海町に所在する唯一の高校である北海道別海高等学校の硬式野球部が「21世紀枠」で見事に甲子園初出場を果たしました。
人口約1万4000人、牛の数が人間の数倍とも言われる酪農の町から甲子園へと挑む母郷の球児たちに対し、前田アナはSNSや番組内で熱いエールを送り続けました。自身が『みんなの甲子園』を担当した縁と故郷の快挙が結びついたこの出来事は、彼女のアナウンサー人生における象徴的なエピソードとして語り継がれています。